2006年10月17日

突然のさよなら


2006年5月6日撮影
最近の写真の中では、一番のお気に入りです。


10月10日 15時50分頃 クリストファーが眠りにつきました。
4歳10ヶ月。白髪が入ってきたとは言え、まだまだ元気いっぱいでした。

死因は胃の出口に何かつまり、お腹が膨れ心臓を圧迫したのではないかと思われます。
散歩の時は、部屋の中は念入りにチェックして、何か口にしないよう注意していたので異物とは考えられません。ウサギに詳しい二カ所の病院で診察して頂きましたが、共に毛球症と診断されました。しかし、クリスは換毛していませんでした。
原因は分かりませんが、胃の中で何か詰まったことには違い有りません。

細かく書くのはまだ辛いので、異変が有ってからの様子を箇条書きにします。


 8日 21時 通常通り元気に夜の散歩。
    23時 お腹を痛そうにしてうずくまっている。
        毛球症かと思いパイナップルを飲ます。

 9日  9時 改善見られず病院Aへ。
        毛球症と診断され、点滴と痛み止めの注射。
    11時 パイナップルを飲ませる。
    21時 お腹が膨らみ、痛そうで夜の散歩出来ず。
        パイナップルを飲ませる。
    23時 優しくお腹をマッサージ。

10日  6時 更にお腹が膨らみパイナップル飲めず。
        留守電の繋がる病院Bへ電話。連絡取れず。
     9時 病院Aにて、胃の出口に何かつまっていると診断。
        この状態では麻酔すら危険な為、手術も出来ないので
        痛み止めの注射しか出来ず。
    10時 藁に縋る思いでそのまま病院Bへ。
        こちらでも診断は同じ。
        唯一出来るとすれば、消化器官の運動を促す注射だけ
        と言われ夕方にその注射を打つことに。
    11時 一端帰宅。
        クリスのケージを床に降ろし、一緒に寝そべって
        撫でながらゆっくり過ごす。
   16時前 病院Bで、診察台に乗せられた途端、突然呼吸困難に。
        集中治療室で酸素ボンベと心臓マッサージを受けるも
        意識はそのまま戻らず。



集中治療室で、酸素ボンベを外され既に弱くなっていたクリスの心臓が停止するまで抱っこしていました。
診察が始まってからわずか5分程度の出来事でした。最後までクリスは治ると信じていたので、何が起こったのか理解できず呆然としていましたが、暖かいのに確実に硬くなって行くクリスを抱きしめて、やっとそれが理解できました。

積極的な治療は出来ませんでしたが、出来る限りのことは出来たと思います。二カ所の病院にはとてもお世話になりました。


後から思えば、クリスは最後に病院に連れて行く時、本来なら体を抱えあげることも危険な状態だったのではないかと思います。それでも抱き上げるのが私だから堪えてくれたのかなと。

アリエルはお別れの直前に大きく鳴いて私たちを呼んでくれました。
クリスは私を見つめたまま限界まで黙ってがんばり続け、私の手から離れて診察台に乗ったと同時に呼吸困難で意識を失って帰ってきませんでした。

アリエルもクリスもそれぞれの性格らしいお別れとなりました。


最後の夜。膝の上にクリスを寝そべらせてお腹をマッサージしていると、そのまま私の体に甘えるように顔を何度も押しつけてきました。翌日も病院から戻ってクリスを撫でながら一緒に寝そべっていると、苦しいはずなのに、何度も立ち上がって私へ頭を出してくれました。クリスには既に判っていたのかもしれません。
最後にクリスを撫でながらゆっくりとした時間を一緒に過ごせたので、今は静かな落ち着いた気持ちです。


クリスは、5年前うさぎtoかめに通い始めた頃、一目惚れしたウサギ、オセロ(♀)の子供です。
お店でチャーミィ(♂)との間に子供が出来たと聞き、その場で迎え入れることを決めました。
(既にアーチンがいて、初めての多頭飼いになりますが、その以前から多頭は考えていました)

クリスは、甘えん坊でした。いつも私の服を引っ張ったり、座っていると膝に飛び乗ってきてそばから離れませんでした。でもいじっぱりで、らいぽんには素直に慣れないようでしたが、私がいない時はおずおずと撫でて貰っていたようです。


最後のお別れの時、クリスを抱っこして、アーチン、ウィンリー、シャターラ、ムーンとお別れをしたのですが、アーチンと挨拶していると、5年前クリスが我が家に来る前にお店で初めてアーチンと挨拶した姿を思い出しました。


2001年12月22日撮影
吉田さんに抱っこされて初めて挨拶するクリスと、らいぽんに抑えられているアーチン


長いようでとても短い5年間でした。
クリス、我が家に来てくれて本当にありがとう。


ウサギを通して知り合ったたくさんの方々へお知らせが遅くなり申し訳ありませんでした。
クリスを可愛がって下さった皆さん。本当にありがとうございました。


2006年10月17日